鍵がいつものように開かなかったり、最後まで鍵がささらない時、鍵穴を見てみると何やらゴミが詰められていた!という鍵穴のいたずらに見舞われてしまうことがあります。
自分の子供がいつも親が鍵を開けている様子を見様見真似して枝を差し込んでしまったり、何かのドラマの影響かヘアピンを突っ込んで開かなくなってしまうトラブルはあるものの、赤の他人が悪意を持って鍵穴にいたずらをしてくる事があるのです。鍵穴にガムをねじ込む、接着剤を入れる、ゴミ・小石・枝を突っ込む、ドライバーでこじ開けようとした形跡(これは悪戯ではなく侵入目的)などにより、鍵を開けられなくしてしまいます。
一般の方が鍵穴から異物を出す事は容易ではなく、そういった場合は鍵屋に頼み分解して洗浄してもらう事になるでしょう。いたずらを防止するなら、シリンダーをすっぽり覆う鍵式のカバーを取り付けてみたり、電子錠を使用して不正な鍵開け時にアラームを発動させるようにする、防犯カメラやセンサーで撃退する、などがあります。鍵穴に悪戯をされ鍵の修理・交換を行ってもまたやられてしまうと更に費用がかさむ、そういった事を考えると防止対策を早めに行っておくことでひとまず安心する事は出来ます。しかし執拗に2度・3度となると警察に相談することが必要です。